講師紹介
中央大学 教授
中央大学は、1885年に英吉利法律学校として誕生しました。創立は18人の若き法律家です。明治になって、日本は西洋型の法制度を導入しました。このことは、一部のエリートだけが法知識をもっていればいいというのではなく、各人の権利の実現のため社会のさまざまなところで活動する多くの法律家が必要になったことを意味します。ところが当時は、法律を学ぶ学校がほとんどありませんでした。そこで、18人の創立者たちは、自分たちで法律家の養成を行うことにしたのです。英吉利法律学校では、創立の直後から校外生制度をもうけ、東京以外のところにいる人も法律を学べるようにしました。これが中央大学の通信教育部の前身となります。
それから130年の時間がながれる中で、数多くの大学法学部、法律専門学校が設置されてきました。しかし、まだ社会に十分な数の法律家が排出できているというわけではありません。われわれの法というものは、法学を学んで者が社会に存在することを前提としています。権利、人権といったものは、ただ憲法や法律の条文に書いたからといって、それだけで現実に機能するというものではないのです。これを具体化するには、人が必要です。権利侵害、人権侵害があるということを指摘し、その侵害を回復させるために尽力する人がいないと、権利や人権というのは、文字通り絵に描いた餅でしかないということになります。
社会は若い法学徒を必要としています。法を学ぶというのは、確かに楽なことではありません。高校までの勉強や一般的な教養をつけることとは本質的には異なった部分があります。しかしサポートをうけつつ堅実に勉強を進めることができれば、けっして修得ができないというものではありません。法律の勉強をしてみたいと思う人は、是非、臆することなく法学の世界に飛び込んできてください。
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