小論文試験対策マニュアル<文章の組み立て方、書き方のルールなどを解説>
小論文試験対策マニュアル<文章の組み立て方、書き方のルールなどを解説>
「小論文」と聞いて苦手意識を持つ方も多いのでは?
苦手な方や不安な方でも、文章の組み立て方、
書き方のルールなどをマスターすれば、
自信をもって小論文試験に臨むことができます!
このブログでは、小論文試験対策に必要な
基礎知識やテクニックを解説します。
目次
・小論文試験で守って欲しいこと
- 感想文はNG!意見・主張を伝える
- テーマから外れないように注意!
- 設問にある「○○文字程度」「○○文字以内」を守ろう!
・論理性のある文章構成で書くには?
- 三段落構成<序論・本論・結論>
- 起承転結もいいけど、結承転提もオススメ
- 問われていることにしっかり答える
・国語力をUPして減点を防ぐ
- 原稿用紙を正しく使う
- 擬音語や擬態語、口語体は避ける
- 「である」調に統一
小論文で守って欲しいこと
感想文はNG!意見・主張を伝える
内容も大事ですが、意外と減点対象になるのが
「論文形式になっていない」ということ。
出来事や自分の考えをまとめた
「作文」は書き慣れているけど、
「小論文」は初めて方も多いのでは?
まずは、小論文と作文の違いを理解しましょう!
小論文 | 作文 |
・自分の意見や主張を述べる ・自分の気持ちより、根拠がメイン ・論理性と客観性が必要 ・「である」調が基本 |
・出来事や体験談、感想を述べる ・自分の気持ちや感想がメイン ・豊かな表現方法 ・「ですます」調でも「である」調でもOK |
NLEEDの小論文試験でもよく見られるケースは
「自分の意見だけを語る」というもの。
これは作文であって、論文形式とは評価されず
点数が伸びない原因に。
小論文では、
・根拠と共に自分の意見を主張すること
・読み手を説得させること
を意識して書きましょう!
テーマから外れないように注意!
もうひとつのよく見られるケースは
・文章の最初と最後で違う主張をしている
・内容がどんどん膨らんで話が逸れていく
というもの。
このケースの多くは整理できていないことが原因。
事例として、「例えば」や「一方で」などの言葉を
多用したり、キーワードを詰め込み過ぎたために、
話題の広がりとは裏腹に膨らんだ話がまとまらず、
読み手としてはどのことについて主張したいのか
分からなくなるケースも。
試験時間は限られていますが、
キーワードや知識を書き出してメモすることは
頭の中を整理するために大事なことです。
同じことの繰り返しになっていないか?などの
予防にも繋がりますよ!
設問にある「○○文字以内」「○○文字程度」を守ろう!
これも意外と減点対象のひとつ!
「以内」⇒9割以上は書きましょう。
「程度」⇒指定された文字数の1割前後で書きましょう。
(600文字なら540~660文字が目安)
論理性のある文章構成で書くには?
三段落構成<序論・本論・結論>
とてもポピュラーな手法です。
この構成で対策指導を受けている人も多いはず。
起承転結もいいけど、結承転提もオススメ
書き慣れた起承転結もOKですが、結論を提示してから
背景や根拠を述べるこの構成であれば、
読み手にとっても分かりやすいというメリットがあります。
問われていることにしっかり答える
例えば、
”高齢者の自動車運転免許返納について
あなたの考えを述べなさい”
という設問があった場合に、
「高齢者の…」と問われているのに
「若者は…」という視点で論じては、
どんなに構成がしっかりしていても
「主旨を理解していない」となるのでNGです。
国語力をUPして減点を防ぐ
原稿用紙を正しく使う
・段落分けや1文字下げルールは守りましょう。
・促音(「しっかり」のような小さい「っ」を含む音)、句読点、拗音(「きゃ・きゅ・きょ」など)、「」などは1マス使いましょう。
擬音語や擬態語、口語体は避ける
・擬音語や擬態語:「コツコツと」→「堅実に」
・口語体:「だから~である」→「したがって~である」
「である」調に統一
さて、いかがでしたか?
ここまでの内容で「知らなかった!」に出会えれば、
きっとそれは小論文が上手になる第一歩になるはず
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