🍀法律コラム ~刑事裁判の流れや登場人物の役割を解説~
🍀法律コラム ~刑事裁判の流れや登場人物の役割を解説~
最近、法律や弁護士関連のテレビドラマが人気ですね!
現役女子高生にして弁護士のドラマや、
「あなたを無罪にしてさしあげます」という
フレーズがグッと刺さるドラマなど注目が集まっています!
そこで、この手のドラマでよく扱われる
【刑事裁判】についてピックアップ!
裁判が行われるまでの流れや刑事裁判のルールなど
一緒に学んでいきましょう!
🍏事件発生&警察に逮捕された後は?
警察が捜査した事件を検察に引き渡します。
これを【送致】と言い、ここが警察と検察の仕事の分かれ目となります。
送致後は検察が事件を担当し、検察は勾留期間終了までの間に起訴か不起訴かを判断します。
このとき、起訴されると「被疑者」から「被告人」へと表現が変わります。
🍏日本の有罪率は99.9%!
世界各国の有罪率と比較して
日本の有罪率は圧倒的な高さです。
言い換えれば、
「有罪にできる案件しか起訴しない」
と言えますが、
誤認逮捕や冤罪を防ぐためにも、
検察をはじめとする捜査機関が徹底した調べを
進めているからこその数字なのかもしれません。
🍏裁判の登場人物とその役割
裁判には次の人たちが登場します。
①裁判官・裁判員
②検察官
③弁護人
④被告人
⑤書記官
このうち、今回は【検察官】【弁護人】【裁判官】の役割についてピックアップ!
検察官の役割
被告人に対する処罰を求める立場から、証拠を提出したり、意見を述べたりします
弁護人の役割
被告人の利益を守る立場から、証拠を提出したり、意見を述べたりします
裁判官の役割
裁判の手続きを主宰し、被告人が有罪かどうかなどを判断します
🍏裁判の進め方
以下の流れで裁判は進行します。
このあと、裁判官らによって、有罪か無罪か、
有罪の場合にはどのような刑にするかを評議。
そして、この評議結果に基づき、
被告人に判決を言い渡すことを
【判決手続】と言います。
さぁ、逮捕されてから裁判・判決までの流れ、
さらには各登場人物とその役割について理解できましたか?
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