2代目Gゼミ★新潟市長に国土交通大臣賞受賞を報告+ゼミ長インタビュー
2代目Gゼミ★新潟市長に国土交通大臣賞受賞を報告+ゼミ長インタビュー
NLEED新潟法律大学校が新潟市下水道部と協働で取り組む下水道広報活動、通称「Gゼミ(ジーゼミ)」が、
先日の国土交通大臣賞受賞を新潟市の中原新潟市長に報告するため、9月27日(水)に表敬訪問を行いました。
(国土交通大臣賞受賞の様子はこちらをクリック)
ずっと緊張しっぱなしのゼミ長たち。
思わず途中で「緊張して…、あっ、すみません…」という言葉に会場内も思わず笑顔がこぼれました。
1代目Gゼミの野口さんが堂々たる対応力で中原新潟市長の片腕?となり、参考資料を説明して2代目ゼミ長をサポートします。
最後は全員でガッツポーズ記念写真。
実はこのガッツポーズ、最初は全員かしこまった姿勢で堅い式典のような記念撮影になっていたそのとき!、中原新潟市長から「ポーズ取らなくていい?」とまさかの提案!
一気に場が和んでこの笑顔。
市長、すごい、すごーい!
2代目Gゼミのゼミ長に聞いた、「Gゼミってどんな存在?」
先輩からGゼミを引継ぎ、2代目Gゼミとしてゼミを引っ張る2名のゼミ長。
これからのGゼミはどんな活動に取り組んでいくのでしょうか。
お二人にお話を伺いました。
2代目Gゼミのゼミ長を務める法学部併修学科3年/本田さん(左)と法学部併修学科3年/西村さん(右)
入学相談室 多賀(以下、多賀):これからのGゼミをどのように進めていきますか?
本田:今はまだ先生に頼りながらの活動ですが、それを卒業し、もっと自分たちで動いていきたい。
去年の先輩方はどんどん自分たちで取り組んで、むしろ先生がブレーキをかけるぐらいでした。
私たちもそれぐらい活発に自分たちで考え行動できるようになりたいです。
多賀:Gゼミの活動はお二人の中でどんな影響を与えていますか?
本田:(Gゼミ活動を)やってみて、すっごく良かったです。
最初はすごく軽い気持ちで参加しました。下水道のことを学ぶのかな…くらいに思っていたのに、まさか下水道を広報することになるとは笑
はじまってからは、「下水道は老朽化が進んでいて、これからの世代を生きる若い世代にもっと下水道を知って欲しい。広報や行政の仕事を体験しよう」という趣旨を理解し、とりあえず関わってみると、意外とハマってしまいどんどん楽しくなってきました笑
そんな中で、下水道の課題を知ることの楽しさよりも、何か課題が立ちはだかったときに私自身がちゃんと取り組めるようになることを実感しています。
そして、自分の「やりたい」という想いだけではうまくいかないので、やりたいを実現してくれる、協力してくれる人たちがいるということもいいなと思います。
私ひとりじゃ絶対無理だな、と。他人への感謝を実感しています。
西村:私はまだ与えられてばっかりなので笑
Gゼミに参加したきっかけも公務員試験の面接で「学生時代に力を入れたこと」のネタになればと思ったくらい笑
でも、関わる前と後では全然違います。
企画の段階では「本当に実現するのかな?」と不安や心配でいっぱいですが、いざやってみると、改善すべきこと、チャレンジしてみたいことがどんどん見えてきました。なんだかんだで、「やってよかった」となります。
多賀:課題を与えられただけでは、やりっぱなしで終わることが多くて、その中からやりがいや楽しみを見つけるのは簡単なことではないと思います。
お二人の中で「よし、やるぞ!」となったポイントはありましたか?
本田:感情的に気持ちが動いたのは2023年3月のチャレンジオープンガバナンス最終プレゼンに立ち会ったことでした。
(「チャレンジオープンガバナンスとは?」はコチラをクリック)
当時私が関わっていた先輩チームの企画が「これは受賞できるだろう!」と思っていたのに想いが叶わなかった経験がすごく悔しくて。
西村:私は(最終プレゼンに)立ち会っていないのですが、行った人たちが帰ってきたら全然違うモチベーションになっていて。
それをみてヤバイ(一歩出遅れたかも)と思っていたところに、戸田先生から「一緒にゼミ長をやってみないか?」と声をかけていただいたことがきっかけです。
多賀:二人ともいい経験ができて、意識も高いところにあるように感じますが。
本田:私、自己肯定感が低くて、何かと自信がないんです笑
でも、学生という身分なら失敗してもいい、何やっても許されたり、”学生だからしょうがないよね” ”学生のうちだけだよね”が通用すると思って、ダメでもともと、やるだけやってみようという考えでした。
それくらいがいいのかな?と笑
西村:むしろ私は自己肯定感が高くて笑
なんとかなるだろう…的な笑
だからこそ、Gゼミに関わったことも「とりあえずGゼミっていうのがあるからやってみよう」「知らなかったことを知れればいいかな」くらいに考えていました。
でも、初めて会う人や友達以外の人と話し始めることが増えて、みんなのことをもっと知る中で、新しいことにチャレンジして、「人に支えられている」ということを理解し、実感しました。
多賀:お二人のお話を伺っていると、二人を突き動かしているのは熱意や熱量だけでなく、友達や出会う人々に支えられて今がある印象です。そして、とにかく何でもやってみるということが大事なんだという印象を覚えます。
そんなお二人からこの記事を読んでくださる皆さんにメッセージをいただけますか?
本田:みんなそれぞれの価値観でいいから、何かに取り組んでみればいいと思います。
例えば、勉強のことで誰かに「すごいね90点!成績良いね!」と褒めてもらうことがあったとき、褒めた人はすごいと思うかもしれないけど、褒められた人は、実は100点までの残り10点ですごく悩んでいるかもしれない。
単なる視点の違いだし、人それぞれに悩みや想いがあるから、まずは自分の価値観で進んでいけばいいと思います。
やるだけやってみよう!でいいと思います。
西村:Gゼミは次なる課題やチャンスをどんどん与えてくれるので、まずは軽い気持ちでチャレンジすることかと。
チャレンジしないと成功も失敗もしないし、私はGゼミを通じて人の支えを理解できたことは大きなことでした。
チャレンジするってこういうことなんだな、ということが分かりました。
多賀:これからもGゼミは高校へ出前授業に行ったり、小学生対象のイベントを開催したり、下水道にまつわるアートや謎解きゲームを展開したりと忙しくなると思います。
Gゼミの活動をきっかけに、たくさんの若い方が下水道に興味を持ってくれるといいですね!